一言でサルと言っても、姿かたちも暮らしぶりもさまざまです。 名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)を目前に、サルの多様な世界をご紹介します。 会期:2010年7月17日(土)~12月5日(日) 場所:ビジターセンター 常設展示室内 主催:財団法人日本モンキーセンター 後援: 愛知県教育委員会、岐阜県教育委員会、犬山市、犬山市教育委員会 連携協力:生物多様性条約第10回締結国会議支援実行委員会 |
◆かたちの多様性 約250種が知られ、場合によっては300種以上に分類されることもあるサルたち。それぞれくらべてみると、大きさも体の色も、顔もさまざまです。手足の長さやしっぽの長さも、それぞれに異なっています。もっと細かく見ていくと、指の長さや爪の形までちがっていたりします。「かたちコース」では、「形」に注目してサルの多様性を見ていきます。 |
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◆社会の多様性 動物園や野猿公苑などで、サルたちが群れの仲間とケンカしたり、仲良く寄り添っていたりという光景を見たことはありませんか? 群れで暮らすサルにはヒトと同じように「社会」があり、群れの成り立ちや生活様式は種によってさまざまです。この企画展から、サルのさまざまな「社会」の多様性について学んで下さい。 |
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◆食べ物の多様性 サルの食べ物というと、まずバナナを思い浮かべる方が多いのでは?確かに動物園のサルたちの食事メニューにバナナがあります。 では、野生のサルたちは何を食べているのでしょう? 食べ物は、体の大きさ、社会、毎日の暮らし、生息環境など、さまざまなことにも関係します。食べ物から、サルの多様性に迫ります! |
※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |