チンパンジーやゴリラたちが絵を描くとき、そこには何が表れるのでしょう? この特別展では彼らが描いた作品を展示します。 会期:2018年3月24日(土)~9月2日(日) ※7/2(月)~7/6(金)の期間は展示入替のためご覧いただけません。 場所:ビジターセンター 特別展示室 主催:公益財団法人日本モンキーセンター 共催:京都造形芸術大学文明哲学研究所 協力:京都大学 霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院 後援:愛知県教育委員会、岐阜県教育委員会、犬山市、犬山市教育委員会 |
特別展「PrimArt 霊長類アート展」関連イベント 特別講演会「チンパンジーのお絵かき」 8/5(日)開催!! チンパンジーが自主的に絵を描くことはない。しかし、少し教えるだけで、筆と絵の具を使って白い空白に色をつけることはできる。 彼らが何かを描こうとしているのか、あるいは絵を描くという行為をどのように捉えているのかは分からない。 今回は、チンパンジーのトレーニングや絵を描く様子を紹介し、チンパンジーが描く「絵」について考えてみたい。 ■日時 : 8/5(日) 11:00~12:30 ■場所 : ビジターセンター内ホール ■講師 : 伊谷原一(日本モンキーセンター動物園長) |
特別展「PrimArt 霊長類アート展」関連イベント ゴリラのタロウのLIVEアート ゴリラのタロウに画用紙とクレヨンを渡したら、どんなことをしてくれるかな? ■日時 : 6/23(土) 13:00~、7/21(土) 11:00~ ■場所 : アフリカセンター |
特別展「PrimArt 霊長類アート展」関連イベント 特別講演会「絵筆をもったチンパンジー:ヒトはなぜ絵を描くのか」 4/29(日)開催!! ■日時 : 4/29(日) 11:00~12:00 ■場所 : ビジターセンター内ホール ■講師 : 齋藤亜矢先生(京都造形芸術大学准教授) >>詳しくは特別講演会のページへ |
チンパンジー、アイ(京都大学霊長類研究所)の描いたアート作品が Tシャツとマグカップになりました。 ■申込期間 : 6/30(土)まで ■発送予定 : 7月中旬~下旬 >>詳しくはアイのTシャツのページへ |
これまでチンパンジーをはじめとする大型類人猿たちが、絵を描いてきました。 これらの絵は、ヒトに最も近縁な大型類人猿とヒトの行動を比較することで、 「ヒトとはなにか」の理解をめざす研究の一環として描かれたものです。 ヒトならではの「アート」も行動比較の研究テーマとなり、さまざまな作品が生み出されてきたのです。 彼らの作品には、いったい何があらわれているのでしょうか。 ヒトの子どもとチンパンジーの絵を比べた実験から見えてきたヒトの絵の起源についても触れていきます。 |
今回の特別展の目玉展示、京都大学霊長類研究所のチンパンジー・アイの作品です。 この作品は尾池和夫理事長が京都造形大学の学長に就任したお祝いにアイが描いたものです。 この絵はスカーフにもなっていて、野生チンパンジー研究の第一人者であるジェーン・グドール博士にも贈られました。そのスカーフと、アイがこの絵を描いている様子も動画でご覧いただけます。 |
昔、日本モンキーセンターでくらしていたオランウータンのアダムとイブが子どものころに描いた絵が大切に保存されていました。今回はこの中から数点を額装して展示しました。 そして、今回の特別展のために飼育員の協力のもと、現在日本モンキーセンターでくらしているチンパンジーやゴリラなど、さまざまな種や個体に画用紙とみつろうクレヨンを渡して、お絵かきにチャレンジしてもらいました。はたして、どんな作品が完成したのでしょうか? |
※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |