施設紹介
南米館は屋外と室内に分かれ、中南米に生息するサルを展示しています。これらのサルは総称して広鼻猿類(こうびえんるい)といい、狭鼻猿類(きょうびえんるい)と呼ばれるアジアやアフリカのサルに比べて2つの鼻の穴の間が広く、顔の横に開いているのが特徴です。また、生息地にちなんで新世界ザルとも呼ばれていました。
>1. 屋外

オマキザル、クモザル、サキなどを展示しています。オマキザルやクモザルは尻尾を手足のように使います。特にオマキザルは長寿で器用なため、過去にアメリカなどでは介護ザルとして障がい者を補助したり、映画にも多く出演していました。

2. 室内

中南米の体の小さなマーモセットやタマリンのなかまを展示しています。室内温度を常時25度前後に調節し、湿度も熱帯ジャングルに近い条件を備えたホールと、夜行性のサルを昼間にお越しになる皆様に見ていただくため、昼と夜の照明を逆転させた夜行性室があります。独特なにおいがありますが、これはサル同士がコミュニケーションをするために「においづけ」を行っているためです。



施設にいるサル

1.屋外ケージのサル

シロガオオマキザル フサオマキザル ノドジロオマキザル ボリビアリスザル

ケナガクモザル ペルークロクモザル コロンビアクロクモザル ハイイロウーリーモンキー
(コモンウーリーモンキー)
シロガオサキ ヒゲサキ


2.室内ホールのサル

コモンマーモセット クロミミマーモセット アカテタマリン

ワタボウシタマリン
(ワタボウシパンシェ)
ハイアシヨザル