幸島研修

KIDSZOO担当:三井

皆様こんにちは。
先日の班に引き続き、3泊4日の幸島研修行ってまいりました。

1日目は、フェニックス自然動物園へ。閉園ぎりぎりまで動物や展示をばっちり見てきました。途中、突然ヤギの大群が移動し始め圧巻でした。

そして2日目!ヤシの木満載の道を駆け抜け、幸島観察所へ到着。天気は雨、風あり。観察所周辺から見た幸島は、ただならぬ雰囲気をか持ち出していました。波も荒れ、海を渡り幸島へ行くことは出来ませんでした。
しかし!幸島へ渡る前に知識をつけるための座学、午後には少し天気も回復し植物の名前を教えていただきながらの散策もしました。

さすがは宮崎県。不思議な植物が盛りだくさん!と思いきや、犬山にあるような葉もしっかりとありました。ただ、気候や場所により葉の大きさも目を疑うほどの違いがあったりしました。なにより、植物にもひとつひとつ名前があり、ただの葉っぱなんかない!と非常に勉強になりました。
幸島

3日目!天気は晴れ、風あり。幸島へは渡れず。明日があるさ!ということで糞分析。
これまた貴重な体験。今回は、糞から幸島のサルが季節によって何を食べているのか調査しました。春夏秋は葉や種子に加え虫の幼虫らしきものも検出されました。冬は葉・・・。それがいったい何の葉か、種子か。それは本当に植物に対しての知識が無いと出来ないもので、とても大変でした。これからの勉強意欲が高まりました。
その後ツリークライミング!
ツリークライミング
ハプニング?も満載でしたが、安全が一番大切で、そこを守れば木の上へ上ることに特化しているものでした。モンキーセンターでも生かせる日が・・・?!

4日目!前日の夜は突風。この日は・・・晴れ!!
念願の幸島へ。近くて遠い幸島でした。到着してすぐにサル、サル、サル。麦を食べているところを見学しました。幸島のサルの、麦洗い→麦を水で洗って食べる行動があるのですが、なかなか見れず。しかし!麦をヒゲで洗い食べる行動が見れました!(名づけるならヒゲ洗い?)

前回班と同じく、サルたちは長らくオオドマリのハマに居続けるため、今回は私たち人間だけで幸島の山の中へ。おいしげる植物、周りには綺麗な海。本当に素敵なところでした。
何よりツルが・・・くるくるくるくるずどーんと言わんばかりに垂れ下がっていた姿は圧巻でした。
幸島のツル

私たちが幸島を立ち去る前もサルたちはオオドマリのハマに。親子で歩いたり、駆け回ったり、ぽかぽか暖かい日差しの下でやすんだり、毛づくろいをしたり。上を見上げれば、樹上のとても高いところにいる姿も。じっくりと観察することが出来ました。
幸島のサル

とっても長くなりましたが、とても素敵な場所で勉強させていただくことが出来ました。この貴重な体験を生かしていけるように頑張ります。