コロンビア出張 その5 ~どんどん更新したいと思います~

アフリカセンター担当:藤森

さて、前回の記事で野生のサルをご紹介しましたが、今回はそのときの様子をもう少し詳しくお話ししようと思います。

国際エンリッチメント会議終了後、私たちは首都ボゴタから車で5~6時間程走ったところにあるサン・マルティンという地域に移動しました。標高が高く、涼しかったボゴタとは打って変わって、サン・マルティンは気温も湿度がぐんと上がり、少し動だけですぐに汗がにじみました。

その地域のはずれにある農場に面した森が今回訪れたフィールドです。
こちらが農場の様子。これはごく一部で、この先にも後ろにも広大な敷地が広がっています。
そして、写真の右側が今回訪れた森の淵です。

勾配はないので比較的歩きやすいですが、時には草木をかき分けたり、

川を渡ったりしました。

歩いていると、サルたちが食べる実を見つけたり、

がんばるハキリアリを見つけたり、

アルマジロが虫を探すために掘った穴を見つけたり、

何かの動物の毛を見つけたり、いろんな発見がありました!

ちなみに、この毛の持ち主も見つかったのですが、その正体は今は出し惜しみたいと思います。また別の更新で!

さて、サルたちを探すときは彼らの行動パターンに合わせて食事スポットや寝床を確認したり、聞こえてくる声を頼りに進んだりします。
そうして歩きまわるうちに、こうやって出会うことができます。

ちなみに、どのくらいの距離で見ていると思いますか?

実はこのくらい離れているんです。見つけられましたか?

正解はここです。

これはまだいいほうですね。
リスザルやオマキザルはもっと高くて葉の繁る場所をちょこちょこと動き回るので、写真を撮るのは一苦労。
みんな「あ~~~」とか「わ~~~」とか言いながら撮影していました。

生きものたちの気配を感じたときのドキドキ感、見つけたときの感動、撮影中の一喜一憂など、フィールドには楽しいことがたくさんあります!
予測しきれない・コントロールできないからこその楽しさがあるのかな、とか考えつつ、どうしたらフィールドの楽しさやすばらしさをお伝えできるのか、今後の課題にしたいと思います!