キツネザル担当:田中
連休をもらって、旅に出ています。
今回の旅仲間はキュレーターの赤見さんと、バックヤード担当の阿野くん。
どこに行ったかというと、『白山』!
石川県にある山で、名前のとおり、真っ白な雪山です。
何をしにきたかといいますと、
スキー?スノボ?
いえいえ、ニホンザルを捜す旅です。
白山は伊沢紘生先生の調査地のひとつです。
毎年、どこにどんな群れがいるかを、とぉ〜くから観察します。
だから観察スタイルは
防寒して、双眼鏡でひたすらさがす。
昨日に至っては、雪山をラッセルしました(ほんの一部)。
今頃は阿野くんがラッセルしているはず。
で、観察したニホンザルは
ほぼ豆ツブ。
こんなかに30頭ぐらい写っています。
これを見ながら、毎年観察しているプロの方々が、
オトナオス、オトナメス、若オス、若メス、こどもと判断してカウントしていきます。
毎年観察することで、群れの状況変化を長年観察しています。
今回は何の役にも立たなかったですが、大変有意義な経験をさせていただきました。
また機会があれば、今度は役に立てるよう頑張ります!
白山のサルについて、ご興味のある方は『ニホンザルの生態(どうぶつ社)』をご覧ください。