アジア館担当: 舟橋
あしたこそ幸島へ!の次の日には、快晴で実際に幸島へ渡ることができました。晴れ男。
ミンク♂が出迎えてくれました。
口が角ばってて なんて♂らしい表情なんでしょう。
今回の研修の目的の1つは、”約8ヶ月前と比べて どんな違いがあるか”だったのですが、
(2017/7/7 9:43撮影)
(2018/2/27 9:40撮影)
ご覧のとおり、ほぼ同時刻でも陸続きにはなってませんね。
かつての砂嘴の部分は水深が浅くなっているために、そこだけ波が高くなっていました。
こりゃあ いくら絶好調でも泳いでは渡れなさそうです。
島へ入ってから最初に、体が小さいのに顔がオトナっていう感じにとまどいながら(幸島のニホンザルは本土のニホンザルと比べて体が小さめ)、新しいαオス(1番順位の高い♂)を探しました。
幸島では、モンキーバレイのαオスのタイマツ♂ように尻尾を上げているとも限らないようで、むしろずっと尻尾をあげてた個体を追跡してみたんですが、
ウソでした。(個体名です)
めっちゃ怖い顔をしてたので、見つけてやった感を出したんですが、ウソ♂は第3位とのことです。騙された。
やっぱ難しいなぁと思ったんですが、その後割とすぐに
”あ、この個体だけは、小さいけどなんか違う”
って感じる個体に遭遇しました。
クチビルが黄色いオシャレな個体です。
この顔で阿野さんと舟橋に順番に威嚇してきました。市原くんに行かなかったのは何故なんでしょうか。
この個体がαオスのシカです。
シカ♂のクチビルが黄色い理由ですが、
こうゆう模様という訳でもなく、
コムギを食べるのに必死すぎて顔面泥ダラケになったって訳でも無く、
ツバキの花粉を食べていたようでした。
気づくのに時間がかかりましたが。
こうゆうものも落ちていたので。
やっぱ色んなものを食べてるんだなぁと感動しつつ、
糞を拾って帰りましたとさ。(分析のためです)