北園担当：石田

昨日はカン♂を紹介しました。

まだご覧になっていない方はこちらをどうぞ。

そして本日は、カンの記事の中ででてきた”鬼嫁”を紹介します・・・

 

鬼嫁あらためカナコ♀です。

2001年1月27日生まれの17歳です。

まさかのセブンティーン。

 

カナコはアメリカのGibbon Concervation Center（テナガザルの保護施設）で生まれ育ちました。

2008年にカンの嫁としてJMCにやってきました。

 

JMCで暮らすボウシテナガザルのなかで唯一の女の子です。

カンとのあいだに2頭の子どもをもうけ、立派に育て上げました。

 

 

毛並みが美しいです。

顔も美人です。

歌声も素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

ただ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ビビるほど性格がきついです。

 

 

 

普段はわりとおとなしい性格なんです。

ただ怒ると豹変するんです。

 

 

 

分かりやすくブチ切れるわけじゃないんですが

目が完全に「殺し屋」の目になります。

 

威圧感が半端じゃなくて、旦那や息子は一切歯向かうことが出来ません。

 

 

そして戦闘力も一級品。

たぶん一緒に暮らした個体はみーんな一度は怪我させられています。

 

 

 

 

悪口みたいになっちゃいましたが

もちろんカナコにもかわいらしい面があります。

 

食べるのが大好きです。

この写真も口の中パンパンにバナナを詰め込んでいます。

 

まあ、そんなことしなくても、誰もカナコの飯を奪うことなんてできないんですが・・・

 

 

 

そんな食べるの大好き鬼嫁のカナコですが

過去に一度だけカナコがへこんでいる？のを見たことがあります。

 

 

 

 

 

それは、カンをボッコボコにして病院送りにしたときです。

 

さすがのカナコも

「やりすぎちまった・・・」

と反省したのか、カンが入院してから退院してくるまでの間、一度たりとも歌を歌いませんでした。

それまでは毎日歌ってたのに。

 

カンが退院して再会してからは、すぐに歌い始めました。

写真はその時のものです（撮影：打越万喜子）

 

なんだかんだ、尻にひきながらも

心の中では旦那を大事に思っているカナコでした。

じゃあ、あんなにボッコボコにするなよ

 

 

 

以上、ボウシテナガザルの”鬼嫁”カナコの紹介でした！！