アジア館担当: 舟橋
ザルバ様は、その特殊な食いっぷりから『何か食べてるだけで、舟橋の渾身のツイートの反響数を抜き去ってしまう罪』を背負っているチベットモンキーなのですが、
その反動で””食べものが瞬時に手元から無くなって””しまいます。
そうすると何が起こるかと言うと、
ヒマ過ぎて右腕の毛を抜いてしまいます。
それが今のアジア館の課題の1つになっています。
そのため、何とかしてザルバ様のヒマを潰そうと、手を替え品を替え色々とフィーダー(ご飯を仕込んだオモチャ)を試してみるのですが、
フィーダーが難しすぎると””そもそもフィーダーを紙細工のように破壊””したり、””シスターたちに中身を出させて食べ””たりしてしまいます。
要するにヤンチャなジャイアントベビーなんです。
そうゆう背景があって、今日は
これを使いました。
多分、年始に星野さんがミナミブタオザルで使った奴だと思います。
本来なら、ここからカラビナを使って、ブイ型フィーダーをぶら下げるようなんですが、そんなことをしたらブイごと破壊されるのがオチなので
こうしました。
アフリカセンターのマンドリルとかの部屋で見られる消防ホースをねじったアレですね。ねじねじですね。
こうゆうフィーダーって、作った人がオシャレな名前を付けるんですが、これはなんて言うんでしょうか。
これを放飼場にセットして。
ザルバ様登場。
これくらいの難易度なら、妹たちに中身を出させたりしません。
心なしかドヤ顔をするザルバ様
指が太いせいで簡単には取り出せないようでしたが
アゴの力でなんとかしてました。
竹だったらこの時点で真っ二つに裂けてましたね。
いつもだと、他の個体が自分の触ってるフィーダーに近づくとマジ怒りなんですが、
今日はそれどころじゃ無かったようです。
防衛範囲が広すぎるから
舟橋が調子に乗って、全てのねじねじに食べものを突っ込んだので、ミート♀もずっとハミハミしてました。良かったです。
結果、このフィーダーはなかなか良かったんですが、
①全てのねじねじに食べものを詰め込むのに異様に時間がかかる所と、
②食べ終わったら撤去しないとダメって所に課題を感じました。
もっと良い方法が無いか模索中です。
あ、あと、これはザルバ様限定なんですが
③ほぼ体を動かさずに、ここに座ったまま舟橋に注意を払っているだけで、色んな種類の食べものを、次々と口に運べてしまう
っていうのも課題でしたね。
ダイエットの敵っすわ。