マダガスカル担当：坂口

今月は、アフリカ館のアビシニアコロブス推しです！懐かしい写真があったので紹介します。

さぁ、この赤ちゃんは誰でしょう？

ヒントは、2016年4月上旬に撮影した写真です。産まれたばかりは、体毛が白く、とってもカーリーです。

答えは、きっと担当者：奥村さんから【今月アビシニアコロブス推し】の中で教えてくれると思います。成長した姿を紹介してくれるはず。

お楽しみに！

 

では、昔のアビシニアコロブス担当者の思出話を１つ。

その方は、もう退職されていて、現在モンキーセンターにはいらっしゃいません。野生のアビシニアコロブスを見たい！と、１人アフリカに行かれました。山登りもお好きな先輩でしたので、キリマンジャロにもトキメイていらっしゃいました。

アフリカのロッジで宿泊中、夜中にアビシニアコロブスの鳴き声が聞こえ「これは近くにアビシニアコロブスが来てる！」って、１人ロッジを飛び出し、森の中を探しに出掛けたんですって。そしたら後ろから、ゴソゴソと藪を掻き分ける物音がして、「何やってんだ！ヒョウが出るから食われるぞ！早くロッジに戻れ日本人！」と、現地の方に止められて、思いきり叱られたそうです。

翌日、森の中でアビシニアコロブスを発見！緑の中を飛び交う、白と黒のコントラストは最高に美しかったそうです。「この広い森で、一番にアビシニアコロブスを見つける日本人って凄いな。ワイルドだな。」と、現地の方に驚かれたそうです。

ロッジから日本の友達30名以上の手紙を送りましたが、友達には１通も届かなかったと、エピソードも伺いました。ワイルドでパワフルで愉快な方でした。

そーいえば、アビシニアコロブスの名前を変な言い方する先輩も居たなぁ。「アビァシニイャンコロンブスン」って言っていた。これが、本気なのか？間違えて覚えちゃったのか？ユーモアなのか？通な呼び方なのか？もう、戻れなくなっちゃったのか？最後まで分かりませんでした。が、今でも、耳に残っています。懐かしい思い出です。

【今月アビシニアコロブス過去の担当者推し】に、なっちゃいましたね。今月は、アビシニアコロブスをお楽しみにください。