バックヤード担当:阿野
入院している動物は群れから離れて治療に専念しています
入院室は1頭1ケージ(動物を入れる箱型の檻)となっています
治療のためとはいえ、群れから離れているという境遇なので
せめて良いことを…
せめていろんな種類の餌を…
そして、怪我が早く治るように栄養のある餌を…
と考え、寄附でいただいている旬の野菜、珍しい食べ物などを
入院患者に与えるようにしています
ほんの少しですが、入院も悪くないと感じてもらえるように努力しています
シシオザルのシッコク
足と尾の怪我で長期入院していました
彼にも入院中は様々な食べ物を用意していました
そんなシッコク
入院中、普段食べているエサは食べたくない!というグルメ舌になっておりました
エサを選択する、当たり前のことなんですが
入院中は投薬をしなければなりません
基本的には、投薬ができたエサ(薬は餌に混ぜることが多い)は入院期間中に変化することはないです
しかし、グルメシッコクとなっていたころは、日替わりどころかその日の朝と夕方でさえ、
エサの好みが変わっていました
退院した今は、グルメシッコクから普段のシッコクにもどっております
なんでもと食べるというわけではありませんが
投薬できないのは困りますが
エサの選択はさせてあげたい
シッコクだけじゃなく
全員に!!