跳ねるタロウさん

アフリカセンター&マダガスカル担当: 廣澤

 

もうすぐ敬老の日です。

長寿といえば、

タロウさんですかねー。46歳。

 

 

 

若い個体と比べて観察することもあまりないので、老いているのか、ゆったりした性格なのかイマイチつかめません。

ユルユルぐーたら生活していると思われるタロウさんですが

やるときゃやります!

 

先日は、飼育実習中の学生とタロウの運動場前でお話ししていると・・・

豪快なディスプレイ。

三本の竹をバキバキーンと折って、最後はエアー跳び箱一段くらい跳べてましたね。

 

タロウさんは大柄な男性に対してディスプレイすることが、まあまああるんですが

今回は中背女性の学生さんと私に対してやっておりました。

オレ様アピールだったのでしょうか。

 

ぶら下がったホースでグイーンという、タロウさんにしてはレアな行動を見ることができました。

(↓咄嗟に撮影したので、天地逆です)

 

さまざまな道具を使って、大きな体をさらに大きく力強く魅せるタロウさん。

惚れ惚れします。

 

ちなみに、モンキーセンターにいる動物の中で

誕生日がわかっている個体の中では最年長のタロウさんですが、

誕生日まではわからないけど記録上48歳のチンパンジーのフジコさんもいますし、

さらに誕生した年はわからないけど記録上50年はゆうに生きている個体も。

もちろん類人猿は小型のサルに比べると寿命が長いのですが

他のサルたちでもびっくりするくらい元気なおじいちゃん、おばあちゃんがたくさんおります。

9/16月祝日の敬老の日は、ぜひおじいちゃんおばあちゃんに会いにきてくださいねー。