暴れ出す

アフリカセンター&バックヤード担当:奥村

タロウさんへとスイカを頂きました。

甘い果物は体調管理のため

控えめなタロウさん・・・

一瞬で食べてしまいました。

不思議な視点で失礼します。

肩から上腕にかけての

たくましさをお楽しみください。

歯形も素敵でした。

あと、トマトも頂いたのですが

これもまた一瞬で・・・、

いつもご寄付頂きありがとうございます。

 

さてさて

今回は畑レポートを書こうと思います。

お時間のある方はお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

雨が降る都度、日中の日差しがだんだんと強くなってきている気がします。

 

その結果何が起こるかというと。

 

畑の育ててはいない草たちが暴れ出します。

あぁ 神様オレは 何様ですか状態です。

 

ただ、それだけ草が育つということは

土が肥沃な証・・・。

昨年の経験を活かし、早めの春眠暁を覚えさせたキビたちは

今季めちゃめちゃ優秀です。

ほとんどの畝からキビ芽が・・・。

この土から芽を出す時期の草引きが

のちの成育にとって大きく影響してくると思ってます。勝手に。

植え始めた当初はキビの芽なのか他の草なのか

見分けがつかないものもあって

しばらくキビじゃない草を大切に育てていた

なんてこともありましたが

今年はざわわな期待を抑えきれません。

 

そして定期便になりつつある

マンドリルの運動場に植えた植物たちはというと。

※植えたときのブログです→(https://wp.me/p77r8F-bsQ

ミカンがつぼみから・・・。

花を咲かせました。

 

 

いとしです。

 

写真右端で花を狙うのはイラーリ・・・。

彼女たちのための植物なので

そんな姿もいとしです。

 

そしてそして、目指せタロウさんの実年齢!と

過去のブログはこちらです→(https://wp.me/p77r8F-bMJ

気合いをいれていたマルベリー(クワ)たちの進捗は・・・

昨年のものも合わせると計34本(きっと数あってるはず)

アフリカセンターを飛び出してアジア館にもお邪魔しているようです。

というのも今年のマルベリーのほとんどは廣澤さんの手によって住処を与えられております。

もうマリベリーと呼んでも(愛を込めて)良い頃でしょう。

最後に。

4月の頭にみんなの力を結集させて(主任がわがままを言って)株分けをしたバナナですが→(https://wp.me/p77r8F-bKY)※ほぼキビ

植えたときの様子

だんだんと

成長していき

1ヶ月半かけてそれらしい葉をつけてくれています。

なんか子供のころ

縁日とかお祭りの時に買って

あとで後悔する

にゅいーんって伸びる紙製のおもちゃ

みたいな葉の出し方をします。

この種のバナナはそんな大きな実はつけないそうで

先日、ゆみこの部屋(愛を込めて)でも紹介されていましたが、バナナは木ではなくて草本とのことで、茎みたいに見える部分も葉が幾重にも撒かれてできているようです。

バナナを植えるわくわく理由は他にもあって

よくフィールド調査なんかの本に出てくるんですよね。

キビなんかも現地栽培とかの話があるのですが

野生動物の観察中に雨が降ってきて

トラッカーがバナナの葉で即席の観察小屋を作ってくれました。

とか

調査の後は皿代わりにバナナの葉のうえに並べられた料理とカシキシ(バナナのお酒)で現地の人たちと飲み明かした。

みたいな

動物のエピソードはもちろん魅力的なんですが、それ以外の話とかもすごく印象的だったりします。

ちなみにバナナの葉はネットでも買えるみたいなんですが

3枚で

4500円・・・。

 

 

高ーーーーーい!!

 

なんだかディスプレイ(チンパンジーとかのじゃないですよ)とかに使うみたいです。

すごいですね。

均衡価格・・・

社会の教科書とかで習ったやつを思い出します。

需要と供給つり合ってるんですね。

このブログよりそうであることは

きっと確かです。

長々と暴れ文を書いてしまいましたが

バナナの葉っぱや髄が大好きなチンパンジーたちがたっぷりと楽しんでくれるくらい大きく育ってくれると良いなぁ。