イエローを想う

アフリカ館担当:辻内

 

7月28日の朝、アビシニアコロブスのイエローが天国へ旅立ちました。

 

体調を崩し、半月ほど前から入院していました。

日に日に症状も良くなり、食欲も◎。ぼちぼち退院できるかな、退院祝いはやっぱナスかなーなんて思っていた矢先でした。

毎日病院に葉っぱを届けていた日課がなくなり、イエローがもういないんだな、と実感しています。

とてもさみしいです。

 

 

彼女と出会った6年前。

丸顔。

そして目が離れてて、個性的な顔立ち。

 

 

5年前、母親初日。

大事そうにイロハを抱いています。葉っぱと一緒に。

 

頭にイロハ。

 

ちょっと寒い。足の間に手を入れて。

足伸ばしスタイル。イイチコも受け継いでるポーズですね。 

 

あまり感情を表に出さないタイプだけど、表情は豊か。

 

 

懐かしいなぁ。

  

 

 

一昨年、イイチコ出産。

 

第一発見者は私。

まだ胎盤がついているイイチコをイエローが抱いていて、ぶら下がる胎盤だけを先に見た私は、イエローの中身が出ちゃった!!と一瞬パニックになりました。

でもすぐに感動に変わり、生まれてるーーー!

と。

 

 

白イイチコとのベストショット。

 

イエローの子育ては、あからさまな子煩悩タイプとは違って、そっと寄り添うタイプの愛情。

 

 

 

やんちゃなコドモたちにとって、そして、私にも優しいイエローかぁちゃんでした。

 

イエローさん、今までありがとうございました。またね。