【ロード・オブ・ザ・南米】~ペンキ塗ってみ隊報告~

2月7日水曜日に、南米館ペンキ塗ってみ隊集結ありがとうございました。総勢8名の方がゲートに集合されているのを見て、テンション上がりまくった坂口です。※どなたでもご覧頂けます。

お忙しいなか、ご都合を合わせて頂きまして心より感謝いたします。

さらに、南米のオマキザルやマーモセットたちへのご寄附もいただきました。本当に、ありがとうございました。

塗ってみ隊の出陣です!

今回の取り組みは、シルバー色のステンレスのフェンスを黒色にしたら、観察や撮影がしやすくなるのでは?という試みです。

まずは、黒ペンキを小分けします。

あわわわわ、、、。

同時に、新聞紙とガムテープでペンキが垂れないように周辺準備です。

ハケや軍手など、こちらで準備していましたが、皆様も持参されていただいていて、優れものの「ローラー」が大活躍。

細いフェンスだから、ハケで塗るしかないと思っていた私の概念が崩れました。

皆様の手際の良さに、私は声をかけながら写真を撮っているだけの存在でした。

塗り始めると皆様は凄くお上手。お家で何かやられてるのかな?本職なのかな?才能なのかな?と、とても頼もしかったです。

黒の部分が透ける感じに見えてきます。

分かりにくいのでモデル入場。トムク○ーズさんです。ww

タカミーの体が黒いフェンスのとこ、見やすくなっていませんか?

息ぴったりに塗ってくださる光景に感動した私でした。

1時間の作業予定でした。

最初の準備に私とタカミーが戸惑っていてスタートが遅れました。ペンキの缶が開けられたのは阿野さんのおかげです。実質40分くらいで作業終了となりました。

じゃーん!

完成です。観察・撮影は下からなので黒い部分の高さは必要ないんじゃないか?と、上部は手の届く範囲を塗りました。

となりの部屋と比べると分かりやすいでしょうか?

最後は、遠目から見て塗り残しがないかチェックします。

塗ってみて分かったことも皆様と意見交換が出来ました。

「ペンキは、艶アリより艶なしが良いね。」

「ハケよりローラーが効率が良い。」

「これだけ集まれば、もっと多くの場所が塗れる。」

「長いペンキ塗りローラー棒があれば、下から上まで一気に塗られる。」

「濡れてる場所はマスキングテープが剥がれてしまう。」などなど。

実際、見やすくなった気がします。光の反射が抑えられたからかもしれませんが、フェンスがなく透けているように感じました。皆様は、どう感じますか?

では、タカミーの入場です。

なぜか、マイクポジションのタカミーでした。

ペンキが乾くのに半日くらいかかりますが、夕方にはケッコー乾いていました。完全に乾いた翌日は、朝からフサオマキザルを運動場に出しました。

黒くなったフェンスに戸惑うことなく、齧ったり舐めたりもしませんでした。

写真や動画を載せたいですが、ここはグッと我慢して、皆様が実際に見に来られて実感していただきたいと思います。

黒いフェンスが好評でしたら、となりのクモザルたちも塗りたいと考えています。もっと好評でしたら、アジア館やアフリカ館のフェンスも塗ってみたいと思っています。

でも、懸念材料もあります。乾くまでの時間、サルたちに寝室内で過ごしてもらうことです。群れの状態や気温も関係してくると思います。

また、黒いペンキの耐久性も気になります。いつくらいに剥がれだしたりするのか、塗り直しの頻度も計画が必要です。

個人的にですが、とても楽しい「塗ってみ隊」のひとときでした。休園日に皆様とお会いして、一緒に作業する新鮮さは貴重な時間でした。色々お話できて、とても楽しかったです。

次回の「塗ってみ隊」集結!のときも、飼育の部屋で呼びかけます。ご都合よろしかったら是非ご参加お待ちしております!

皆様、ありがとうございました!

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