大きくなれ

ゴールデンウイークが名残惜しい5月9日。今から164年前の今日ピーターパンの作者ジェームズ・マシュー・バリーが生まれたそうだ。自由に空を飛び、永遠に大人にならないそんなピーターパンに憧れた人も多いのではないだろうか?しかし、人はしっかり年をとり、子どもは大人になるぞ。空も自力では飛べない。160年経ってもね。

まあ大人になるのも楽しいぞ。よい子のみんなはそれを楽しみに待っててね。そして大人はいつの時代でも子どもの成長を願う。

そんな私は大人になってしまった空を飛べない元子どもの飼育員なのだ。

南米館担当の高田です。

ホームページやメディアを通してご存じの方も多いでしょう。私にとって大きくなってほしい存在がこちら↓

シロガオオマキザル(Cebus albifrons)ニコール、ツツジ親子
生まれた当日撮影

シロガオオマキザルの赤ちゃんが4月23日に生まれました。名前はツツジです。皆さんお見知り置きを。

シロガオオマキザルの誕生は日本モンキーセンターでは18年ぶりです。現在当園で飼育しているシロガオオマキザルは子育ての経験がなく、ツツジの母親であるニコールも初めての出産です。ニコール、ツツジ親子のかわいらしさだけではなく、幼いながらもニコールにしがみつくツツジの力強さやパワフルさを観察してみてください。

しがみつく手は小さいながらも力強さを感じます

まだまだハラハラドキドキすることもありますが、ツツジの成長を温かく見守っていただければ幸いです。

授乳中に失礼

今後もツツジの成長記を度々発信していこうかと思います。

それでは南米館で会いましょう!

*オンラインサロン【猿分補給】では、日本モンキーセンターのスタッフたちから毎日いろいろな記事をメンバーの皆さまにお届けしています

気になった方はぜひ覗いてみてください。

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