【AC日誌】リエルと植樹ともうすぐ10才のチンパンジー

アフリカセンター担当の廣澤です。

マンドリルのリエルが、アフリカセンターでの生活を始めました!

(非展示エリアですので、ご覧いただくことができません。ご了承ください。)

最初にデラ(♀)と同居してみましたが、なかなか波長があわず、、、

現在はキンシャサ(♂)と一緒にくらしています。

まずは落ち着いて一緒に過ごせるところから。
グルーミングできるほど仲がよくなってくれると安心ですが、焦らずゆっくり距離感を縮めてほしいなと思います。
それまで、デラにはしばらく待っていてもらうことになるため、交代で新アフリカ館・原野と森の家のマンドリルたちとのお見合いもすすめています。

皆それぞれの生活が落ち着くようにグループ調整をしていきたいと思います。

そして、もうすぐ梅雨が始まりますね!湿度が高いのは過ごしにくいですが、植物の生育には嬉しい雨です。梅雨の前に、アフリカセンタースタッフで植樹をおこないました!

バーバリーマカクの運動場に新たな針葉樹を。(↓)

暑いのが苦手なバーバリーマカクたちが日陰にしたり、強い個体からの視線からかいくぐるための壁となってくれることを期待して。

土の上でスヤスヤ昼寝をするジェット(♂)、ユン(♀)、サモハン(♂)。

何でもかじるのが好きなマンドリルの運動場にもグリーンを。

しばらく引っこ抜かれてはまた埋めなおすを繰り返していましたが、キンシャサとリエルの新生活が始まったことで植物への興味が薄れたのか、最近は抜かれずにいます。このまま根付いてくれますように。

そして、運動場の中ではありませんが、周囲にクワの木も植樹しました。

ニシゴリラのタロウさんの大好物。バーバーマカクもチンパンジーもマンドリルも好んで食べます。

そして、植樹だけではなく、樹木の剪定もすすめています。
チンパンジーの運動場はありがたいことに緑がもりもり。この時期、ほうっておくとグングン伸びすぎてしまいます。木陰は残しつつ、風通し・見通しをよくしながらガンガン剪定しています。

チンパンジーのマモルも来月10才の誕生日を迎えます。
ちかごろの成長ぶりは目をみはるもので、ディスプレイも様になってきました。
それと同時に、おとなのオスのツトムやジミーから容赦ないディスプレイをうけることも増えてきていますが、オスどうしで遊ぶようすも変わらず観察されています。

口を開けて笑顔であそぶマモルとジミー。

それでは!

ウーリーモンキー

6月には祝日がない!休みが少ない!そう思う中高校生は多いだろう。

私は某国民的漫画に登場する“の〇太君”に言われるまでその事実に気づかなかった。彼の休みに対する洞察力には目を見張るものがあり、思わず感服させられる。

そんな私は猫型ロボットでもなければ、中高校生でない飼育員なのだ。

毎月くだらん話を書いてから本題に入る南米館担当の高田です。

続きを読む →