【動物猿獣医師の不定期便】キツネザルの種数の変化

前回までは野生の霊長類シリーズを続けていたのですが紹介が終わりネタに困っている武田(康)です。

キツネザルについて最近調べることが多いので、ついでに『キツネザルの種数の変化』について調べてみました。
※マダガスカルに行く予定があるわけではマダありません。

マダガスカル島固有種であるキツネザル類は現在100種程度いるといわれていますが、20種程度とされていた時代もありました。

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【動物園部長の「サル百態」】 第11態 オオアタマオマキザル

ご機嫌いかがですか。附属動物園部長の綿貫です。
毎月1本の投稿を目標にしているんですが、もはや隔月くらいのペースになってしまっており申し訳ありません。夏休み終わりの小学生よろしく、月末になって焦っている状態です。ゆっくり気長に、お付き合いください。

動物園部長の「サル百態」 第11態 オオアタマオマキザル Sapajus macrocephalus

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【キツネザルの部屋】チャムラン退院!

日焼け対策を始めました川崎です。

マダガスカル館のチャムラン、退院しました!

そして、群れに戻りました!

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チャムランはなぜ入院していたのか。

原因不明の皮膚かぶれが再発してしまったのです。

これまでも度々皮膚がかぶれてしまっていたチャムラン。

2023年11月に新しく誕生した群れの一員になってから2度目です。

群れの中でのストレスが原因なのか、暇を持て余しすぎてしまったがゆえに毛繕いをしすぎて皮膚がかぶれてしまうのか。

群れの中ではチャムランは弱くはない。食い意地全開で誰よりもエサは食べている。しかし、レスリー・レイニーの圧の強さにたじろぐ瞬間もある。

いろいろな原因を考えましたが、今のところ特定はできていません。

Waoランドにいる個体とマダガスカル館にいる個体の生活の違いを考えた時に、マダガスカル館の個体たちの”草”の摂取量が少ないという違いがありました。

Waoランドに出ている個体たちは、新鮮な草を思う存分食べることができます。

しかし、マダガスカル館の個体は新鮮な緑がない状態でした。

そこで、少しでも採食に時間がかけられるようプランターで草を育ててマダガスカル館に入れてみました!

チャムランもプランターから草を食べてくれていました!

採食に時間を使うことで、群れで感じているかもしれないストレスや暇な時間を軽減できればと思います!

【BY通信】やっとこさ戻ってこれた!

こんにちは!バックヤード担当の奥川です!

最近、お昼になると本当に暑いですね。暑いのが本当に苦手なので、今の時点でこの暑さ?まだ梅雨前だよね?今年の夏はどうなるんだよ…!とげんなりしています。(毎年同じことを思ってます)

さて今回は、前々回にお話ししたカニクイザルのニニとイイヨのお話をしようと思います。

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