“切り身が泳いでいる”みたいな。

北園担当:舟橋

飼育下とはいえ野生動物だし、初見の果実でも何とかして食べるだろうと、切り込みだけ入れてそのまま丸ごとランブータンを渡したら、

この世の憎しみを全て込めたかのような顔をしながらそのまま皮ごと腹に入れようとしました。

ヒョウガです。

 

 

ちなみにランブータンの皮は、齧ると恐ろしいほどマズいんですが、

案の定恐ろしいほどマズかったようで、彼に壮大なトラウマを植え付けてしまったようです。

 

 

近づけるとこの世の憎しみを全て込めたかのような顔をしながら逃げて行くようになってしまいました。

剥いてあげたのに。

 

 

 

 

ちなみに、このランブータンは寄附でいただきました。

ありがとうございました。

 

 

 

もちろん、タニソバにすら剥けます。

トラウマになっているのはヒョウガだけです。

 

 

 

 

 

彼は

この世の全ての果実がカットされた状態で実っている

とでも思っているのでしょうか。

(ディスってます)

 

 

 

 

 

 

せっかくなのでリーフモンキーのシルバールトンにも渡しに行きました。

 

 

この

パッカーン・・・・え・・・

みたいにしてるボルネオ研修でみたアレを再現したかったんですが、

 

 

 

 

パッカーン・・・え・・・してくれました。

 

これがリーフモンキーのナチュラルリアクションなんでしょうか。

実況者向きですね。

 

 

 

こうやって並べると面白いです。

見境なく皮ごと口に入れる猛者

(後にトラウマになる)

と、

え・・・

(後に皮は棄てる)

って顔をしているカキ氷頭のサルです

 

 

食べものへのリアクションに大きな違いがあるようですね。

理由はなんとなく分かりますが。

 

 

 

 

ちなみにキュータロウに渡したら

 

 

 

 

 

スッと置かれました。

 

 

 

真顔で。

 

 

 

プロの棋士のように。

食べ顔シリーズ~夏ににいただいた寄附食材たち~

アジア館・南米館担当:武田(新人)

更新が遅くなってしまいましたが、夏が終わり秋に近づいてきたので、

夏にたくさんいただいた寄附野菜を食べている画像を集めてみました。

 

まずはシルバールトンのテラ。

ズッキーニを食べています。

普段いただく寄附食材の中には、リーフイーター(シルバールトンを含む葉食に特化したサルの仲間)の体には合わない食材も多いのでこういった食材はとても嬉しいです。

テラのちょっと嬉しそうな表情も撮れました。

 

カニクイザルのツゴ。

日本モンキーセンター生まれで最高齢(38歳)のおばあちゃんなのもあり、ゆっくりとキュウリを食べていました。

今年の夏は体調を崩すことなくずっと元気でした。

 

カニクイザルのモナリザ

こちらもゆっくりとキウイフルーツを食べています。

ツゴと比べるとだいぶ若いのですが27歳のおばあちゃんです。

 

 

そしてお待ちかねのザルバ様。

ザルバ様にはたくさんのご寄附をいただきました。

 

梨汁をプシャーッとしながらおいしそうに梨を食べていました。

 

また、

パイナップル汁もプシャーッとしながらおいしそうに食べていました。

 

そして、個人的に一番おいしそうに食べてくれたのは、

 

トウモロコシでした。

 

後肢でがっちり掴んで食べたり、

 

がむしゃらにかじりついたり、

 

舌を出したり、

 

口の周りが汚れたまま決め顔をしたりしながら

 

完食しました。

※写真には写っていませんがザルバ様が独占しないように他にも食べ物は準備していたので、一緒に暮らすメス4頭もちゃんと食べています。

 

 

 

夏の間にたくさんのご寄附ありがとうございました。

皆様のおかげでアジア館のサルたちに普段はあげられないたくさんの種類の食材をプレゼントすることができました。

 

アジア館でまだ紹介できていない種、個体も今後紹介できるように頑張っていきます!

一回祝ったからいっかと思ってた男

アジア館担当:舟橋

ルイ

年末からお見合いを続けていたミナミブタオザルのルイくんが群れに戻ってきたので、『ルイくんが戻ってきましたよ!』っていう記事を書こうかと思っていたんですが、急に事務部から、とある無線が、舟橋宛に入りました。

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