飼育の部屋







★☆★コメント★☆★

アジア館・Waoランド担当  名畑より 

 いつの間にか木々が葉を脱ぎ落とし、何となく閑散とした木立の合間より見上げる青空が何か厳しいものを孕んでいる様で…。私がこちらで働き始めてからはや1年が過ぎようとしております。振り返ってみれば、日々の過ぎ去ることのなんと早いことでしょう。まさに「一寸光陰不可軽」を実感いたします。// 時間は、たとえ私たち個人の事情や感情がどうであれ、ただ変わりなく過ぎてゆきます。あまたの先人たちが、その「時」を様々な美意識と価値観で色彩豊かな「季節」に織り上げてきました。梅の花に春の到来を喜び、落花を惜しみ。若草の雨、そして蝉時雨に濡れ。姫百合で恋を語り、長雨に物を想い。落葉に冬を知り、早蕨の芽吹きを待ちわび…。// さいわい犬山は大変豊かな自然が残っています。仕事の合間にふと見る周りの風景に、鳥の声に、過ぎ行く1日ゝの大切さを想います。そして皆様もぜひこの犬山の「季節」をかわいいサルと一緒にあじわっていただきたいと切に願っております。// 師走に入りました。今年も残り少なくなりましたが素敵な一年だったと締め括れる様、また来る19年も今まで以上に素晴らしい年になりますよう、お祈り申し上げます。少し早いですが年末のご挨拶を…。// では ごきげんよう。 

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