サルを知ることはヒトを知ること・・・
サルやヒトにまつわるさまざまな話題を通して、生物の多様性や進化について考えてみませんか?
京都大学霊長類学ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院との共催で開催します!
今年も会場の密を避けるため、【会場受講コース】と【オンライン配信コース】の2コースに分けて受け付けます。
【5/31】募集を締め切りました。【会場受講コース】へお申込みの方へは、封書にてご案内をお送りいたします。【オンライン配信コース】へお申込みの方へは、各講座の前日までにYahoo! PassMarketを通じて、ZoomのURL等をお送りいたします。
【5/6】会場受講コースは残り15席となりました。
【4/7】講師都合により、第2回と第3回の日程を入れ替えさせていただきました。このサイト上には修正後の日程を掲載しておりますが、各所で配布中のチラシ等は修正前の日程となっています。申し訳ございません。
【4/1】募集開始しました。Yahoo! PassMarket よりお申し込みください。
【3/12】募集要綱を掲載しました。募集は4/1(水)からです。
リーフレット
以下よりリーフレットのデータをダウンロードしていただけます。
プリントアウトしてご利用ください。
募集要綱
主 催 |
公益財団法人日本モンキーセンター |
共 催 |
京都大学 霊長類学ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院 |
受講資格 |
世界の霊長類の生態、進化、行動やわたしたちを取りまく環境問題などに興味関心をお持ちの方で、
原則として6回すべて受講できる方
|
募集期間 |
2022年4/1(金)~5/31(火) ※定員に達し次第締め切り
|
開講日 |
2022年6月から11月の月1回 |
開講日の スケジュール |
10:00~10:05 講師紹介
10:05~11:30 講義
11:30~12:00 質疑応答
13:00頃~ サークル活動(会場受講コースの希望者のみ)
※ 講師等の都合により若干の時間変更の場合あり
|
【会場受講コース】
日本モンキーセンターの会場で受講するコースです。
受講には開講期間中、
日本モンキーセンター友の会の会員であることが必要です。
約1週間の見逃し配信もご覧いただけます。
開催場所 |
日本モンキーセンター 世界サル類動物園(愛知県犬山市)ビジターセンター ホール
|
募集人数 |
各コース80名 ※定員に達し次第締め切り |
受講費 |
12,000円 ただし2022年4月1日時点で20才以下の方は9,000円
(全6回分・友の会の会員でない方は別途会費が必要です) |
申込方法 |
Yahoo! PassMarket よりお申し込みください。
◆会場受講コースの申込はこちら◆
※申し込み時に友の会の会員番号が必要です。入会、更新手続きはお申し込み前にお済ませください
※受講期間中に友の会の有効期限が切れ、更新手続きをされない場合は受講をお断りすることがあります。
その際の受講費の返金はいたしかねます。
|
【オンライン配信コース】
オンライン会議システムZoom によるオンライン配信で受講するコースです。
日本モンキーセンターの会場での受講はできません。
約1週間の見逃し配信もご覧いただけます。
開催場所 |
オンライン上
|
募集人数 |
各コース80名 ※定員に達し次第締め切り |
受講費 |
12,000円(全6回分) |
申込方法 |
Yahoo! PassMarket よりお申し込みください。
◆オンライン配信コースの申込はこちら◆
Yahoo! PassMarket を通じてZoom のURL を講座の前日までにお送りします。
※途中で受講をやめたり、ご自身の都合で講座を受けられなかった場合の受講費の返金はいたしかねます。
※講師への質問はZoom のチャット機能で受け付けます。
|
講義スケジュール ※感染症、悪天候などのやむを得ない事情により、開催日を変更する場合があります
■第1回 6/19(日)
「霊長類と対話」
平田 オリザ(劇作家・演出家/芸術文化観光専門職大学学長)
東京生まれ。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞、2019年『日本文学盛衰史』で第22回鶴屋南北戯曲賞を受賞。2011年フランス文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。
演劇の手法を用いた多様性理解・コミュニケーション教育にも取り組み、
各地の自治体・NPO と連携してワークショップを実施している。
劇団「青年団」主宰、江原河畔劇場・こまばアゴラ劇場芸術総監督、豊岡演劇祭フェスティバル・ディレクター。
■第2回 7/10(日)
「チンパンジー的『つながり』のかたち」
中村 美知夫(京都大学大学院理学研究科准教授)
熊本県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(理学)。
日本モンキーセンター・リサーチフェローなどを経て現職。
1994 年からタンザニア、マハレ山塊のチンパンジーの研究に従事。
相互行為や文化などを中心に、広くチンパンジーの行動・社会・生態について研究している。
著書に『チンパンジー―ことばのない彼らが語ること』(中公新書)、
『「サル学」の系譜―人とチンパンジーの50年』(中公叢書)ほか。
■第3回 8/7(日)
「ヒトの脳と心の発達 ―多様性はどのように創発するのか?」
明和 政子(京都大学大学院教育学研究科教授)
京都大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(教育学)。
京都大学霊長類研究所研究員などを経て現職。
ヒトとヒト以外の霊長類の心のはたらきを胎児期から比較し、
ヒト特有の心の発達とその進化的基盤を探る「比較認知発達科学」を開拓した。
著書に『ヒトの発達の謎を解く―胎児期から人類の未来まで』(ちくま新書)ほか多数。
テレビ番組の監修、出演を通じて現代社会に生きるヒトが抱える問題を科学の知見から理解する活動にも力を注ぐ。
■第4回 9/11(日)
「島の生物学:コンパクトな生態系と長い歴史が生み出したユニークな動物たち」
伊澤 雅子(北九州市立自然史・歴史博物館館長/琉球大学名誉教授)
九州大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。専門は動物生態学。
哺乳類、特にイリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコなどネコ科の動物を対象として、
環境利用や社会性に関する研究をおこなってきた。
また、琉球諸島の固有種を対象として、その生態に関する研究もおこなっている。
島に固有の生物たちのそれぞれがもつ一見変わった特性と、
それを作ってきた「島」という特殊な環境や地史との関連に興味をもっている。
■第5回 10/9(日)
「霊長類の色覚進化から見るヒトの多様な色の世界」
川端 裕人(作家)
兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。東京大学教養学部で科学史・科学哲学を専攻。
日本テレビで報道記者として科学報道、気象報道などに携わった後、文筆業として独立。
小説作品に『空よりも遠く、のびやかに』『エピデミック』(ともに集英社文庫)など多数。
ノンフィクション作品に『ドードーをめぐる堂々めぐり』(岩波書店)『「色のふしぎ」と不思議な社会』(筑摩書房)『我々はなぜ我々だけなのか』(講談社ブルーバックス)など多数。
■第6回 11/13(日)
「デジタル人類学が解き明かすヒトの進化」
荻原 直道(東京大学大学院理学系研究科教授)
東京都生まれ。慶應義塾大学大学院理工学研究科生体医工学専攻単位取得退学、博士(工学)。
京都大学大学院理学研究科動物学教室助教、慶應義塾大学理工学部機械工学科教授などを経て現職。
専門は自然人類学、生体力学。
形状モデリング、力学シミュレーション等の工学的手法を用いて、
ヒトの直立二足歩行運動と身体構造の進化プロセスの解明を目指している。
共著に『人間の本質にせまる科学 自然人類学の挑戦』(東京大学出版会)など。
問い合わせ先
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26
TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823 E-mail: campus@j-monkey.jp
日本モンキーセンター「モンキーキャンパス」係
※オンラインでの手続きが難しい方はご相談ください