第４８回プリマーテス研究会

テーマ：「サルとヒトの感覚」

日程：２００３年１２月１３日（土）〜１４日（日）
場所：(財)日本モンキーセンター・ビジターセンター (地図)

[概要]
今年のプリマーテス研究会は、サルとヒトの「感覚」がテーマです。
サルやほかの動物たちの感覚は人間の感覚とどう違うのでしょうか？
さまざまな感覚を研究している人たち、現代人の五感喪失の問題を取り扱っておられるライターの方、感覚というきわめて主観的なものを展示する取り組みなど、いろんな観点から感覚に迫ります。

あなたはいま、すてきな「感覚」を味わっていますか？

外池光雄（産業技術総合研究所・関西センター・ライフエレクトロニクス研究ラボ）
『ヒトの嗅覚・味覚に対する非侵襲計測』 発表要旨

伏木　亨（京都大学大学院農学研究科）
『ヒトにとっての「おいしさ」の要因と構造』 発表要旨

中島基貴（大分香りの森博物館）
『見て、さわって、嗅いで、味わう大分香りの森博物館』 発表要旨

コメント：上野吉一（京都大学・霊長研・人類進化モデルセンター）

泉　明宏（京都大学・霊長研・認知学習）
『霊長類の聴覚世界』 発表要旨

平崎鋭矢（大阪大学大学院人間科学研究科）
『霊長類の平衡機能 ―小脳系と半規管から見て―』 発表要旨

コメント：三上章允（京都大学・霊長研・行動発現）

山下柚実（ノンフィクション作家／五感生活研究所）
『迷走する現代人の五感と身体』 発表要旨

浅田　稔（大阪大学大学院工学研究科）
『ロボットは他者の痛みを感じるか？』 発表要旨

コメント：山極寿一（京都大学大学院理学研究科）

16:00閉会（予定）