サルを知ることはヒトを知ること・・・
サルやヒトにまつわるさまざまな話題を通して、生物の多様性や進化について考えてみませんか?
京都大学霊長類学ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院との共催で開催します!
【3/29】募集要綱を掲載しました。募集は4/1(日)からです。
【4/1】募集を開始しました。
【4/21】申込者数が80名となりました。受講予定の方はお急ぎください!!
【5/20】申込者数が100名を超えました。
【5/31】募集を終了しました。たくさんのお申込をありがとうございました。
リーフレット
以下よりリーフレットのデータをダウンロードしていただけます。
プリントアウトしてご利用ください。
募集要綱
主 催 |
公益財団法人日本モンキーセンター |
共 催 |
京都大学 霊長類学ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院 |
開催場所 |
公益財団法人日本モンキーセンター附属 世界サル類動物園(愛知県犬山市) |
受講資格 |
世界のサルの生態、進化、行動やわたしたちを取りまく環境問題などに興味関心を
有する日本モンキーセンター友の会の会員で、原則として6回すべて受講できる方
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募集人数 |
120名 ※定員に達し次第締め切り |
受講費 |
12,000円(全6回分・・別途、日本モンキーセンター友の会年会費:一般会員3,000円またはサポーター会員5,000円以上が必要
)
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募集期間 |
2018年4月1日~5月31日(必着・定員に達し次第締め切り) |
申込方法 |
以下の参加申込フォームよりお申し込みいただくか、
必要事項をご記入の上、下記申込先まで郵送、FAX等でお申し込みください。
◆申込みフォーム◆
※募集は終了しました。たくさんのお申込をありがとうございました。
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開講日 |
2018年6月から11月の月1回 |
開講日のスケジュール |
10:00~10:05 講師紹介
10:05~11:30 講義
11:30~12:00 質疑応答
12:00~ 講師との昼食会(自由参加・参加希望者は昼食持参)
※ 講師等の都合により若干の時間変更の場合あり
※ 初回は受講料の徴収、所長の開講挨拶などのため、時間変更あり
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講義スケジュール
■第1回 6/10(日)
「野生動物の食事と腸内細菌:なぜこんな物を食べるのか、どうやって栄養にするのか」
牛田 一成 (中部大学創発学術院 教授・京都府立大学名誉教授)
兵庫県生まれ。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修了。
博士課程在学中にフランス政府国費留学生として国立獣医畜産研究所で消化管共生細菌や共生原生動物を研究。
1986年より京都府立大学。2017年より中部大学。
1980年から2000年まで、チベット高原、モンゴル、ブータンなどで主に家畜由来の細菌と原生動物を研究。
2000年以降はアフリカにフィールドを移し、チンパンジーやゴリラ、ゾウやイノシシ類の食物と腸内細菌を研究している。
■第2回 7/1(日)
「サルのことば、ヒトのことば」
西村 剛 (京都大学霊長類研究所 准教授)
兵庫県生まれ。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科修了。理学博士。
ヒトの話しことばの進化プロセスを知るために、進化の隣人であるサル類の音声の仕組みを明らかにする研究をおこなっている。
先端的技術を有する国内外の研究者とともに、サル類の解剖学や生理学、行動学的実験から、
工学的シミュレーションまで様々なアプローチを融合して、ヒトと何が同じで、何が異なるのかを知ろうとしている。
■第3回 8/12(日)
「分子と細胞からみたヒトとサルの進化」
今井 啓雄 (京都大学霊長類研究所 教授)
長野県出身。京都大学大学院理学研究科修了。理学博士。
同生物物理学教室助手、京都大学霊長類研究所准教授を経て、2018年4月より現職。
視覚や味覚等の感覚受容体を中心に霊長類を含む動物の進化について研究している。
分担執筆に『Post-Genome Biology of Primates』(Springer)、『新・霊長類学のすすめ』(丸善京大人気講義シリーズ)など。
■第4回 9/9(日)
「モンゴル遊牧民における家畜の子育て」
小長谷 有紀 (国立民族学博物館 教授)
大阪府生まれ。京都大学卒業、同大学文学研究科博士課程修了。
日本人女性として初めて、社会主義時代のモンゴルに留学。
また、中国内蒙古自治区でも研修。遊牧民の生活技術から儀礼、自然観まで幅広く研究している。
民主化後は、口述史により社会主義時代の秘められた歴史を発掘。
主な著作に『モンゴルの二十世紀?社会主義を生きた人々の証言』(中央公論社)、『人類学者は草原に育つ?変貌するモンゴルとともに』(臨川書店)など。
■第5回 10/14(日)
「ゴリラから見たAI社会」
山極 壽一 (京都大学総長・公益財団法人日本モンキーセンター博物館長)
東京生まれ。京都大学理学部卒、京都大学理学研究科教授を経て、2014年より京都大学総長。理学博士。
アフリカ各地でゴリラの行動や生態をもとに初期人類の生活を復元し、人類に特有な社会特徴の由来を探っている。
著書に『家族進化論』(東京大学出版会)、『ゴリラは語る』(講談社)、『「サル化」する人間社会』(集英社)、『ゴリラと学ぶ』(共著、ミネルヴァ書房)など。
■第6回 11/18(日)
「戦争と協力の進化」
山本 真也 (京都大学高等研究院 准教授)
奈良県出身、京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了、理学博士。進化の隣人であるチンパンジーとボノボ、ヒト社会の隣人とも言えるイヌとウマを主な対象に、認知研究とフィールドワークの両方を通して知性の進化の謎に取り組んでいる。究極の研究テーマは「人間とは何か」を知ること。共感・他者理解・協力・文化・集団をキーワードに、動物たちの心を通してヒトの本質の解明に取り組んでいる。
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申込および問い合せ先
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26
TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823 E-mail: campus@j-monkey.jp
日本モンキーセンター「京大モンキーキャンパス」係