サルを知ることはヒトを知ること・・・
サルやヒトにまつわるさまざまな話題を通して、生物の多様性や進化について考えてみませんか?
京都大学霊長類学ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院との共催で開催します!
【5/14】申込者数が約90名となりました。申込予定の方はお早めに!
【4/7】申込者数が60名を超えました。申込予定の方はお早めに!
【4/1】募集開始しました。
【3/10】募集要綱を掲載しました。募集は4/1(月)からです。
リーフレット
以下よりリーフレットのデータをダウンロードしていただけます。
プリントアウトしてご利用ください。
募集要綱
主 催 |
公益財団法人日本モンキーセンター |
共 催 |
京都大学 霊長類学ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院 |
開催場所 |
公益財団法人日本モンキーセンター附属 世界サル類動物園(愛知県犬山市) |
受講資格 |
世界の霊長類の生態、進化、行動やわたしたちを取りまく環境問題などに興味関心を
有する日本モンキーセンター友の会の会員で、原則として6回すべて受講できる方
|
募集人数 |
120名 ※定員に達し次第締め切り |
受講費 |
15,000円 ただし2019年4月1日時点で20才以下の方は9,000
(全6回分。別途、日本モンキーセンター友の会年会費:一般会員3,000円またはサポート会員5,000円以上が必要)
|
募集期間 |
2019年4月1日~5月31日(必着・定員に達し次第締め切り) |
申込方法 |
以下の参加申込フォームよりお申し込みいただくか、
必要事項をご記入の上、下記申込先まで郵送、FAX等でお申し込みください。
◆申込みフォーム◆
|
開講日 |
2019年6月から11月の月1回 |
開講日のスケジュール |
10:00~10:05 講師紹介
10:05~11:30 講義
11:30~12:00 質疑応答
12:00~ 講師との昼食会(自由参加・参加希望者は昼食持参)
※ 講師等の都合により若干の時間変更の場合あり
※ 初回は受講料の徴収、所長の開講挨拶などのため、時間変更あり
|
講義スケジュール
■第1回 6/9(日)
「ニホンザルと新世界ザル:私が調査を始めた頃」
伊沢紘生(宮城教育大学名誉教授、宮城のサル調査会会長)
東京都生まれ。京都大学理学部卒業、大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。宮城教育大学名誉教授、NPO法人ニホンザルフィールドステーション理事長、NGO宮城のサル調査会会長。日本では下北半島、金華山、白山、奥羽山脈で50年以上もニホンザルの研究を続け、同時にアマゾンの熱帯雨林で新世界ザルを30年にわたり調査してきた。著書に『野生ニホンザルの研究』(どうぶつ社)、『新世界ザル(上下巻)』(東京大学出版会)ほか。
■第2回 7/21(日)
「ニュートリノで探る宇宙の物質の起源」
梶田隆章(東京大学卓越教授・特別栄誉教授、東京大学宇宙線研究所長)
埼玉県生まれ。埼玉大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科修了、理学博士。岐阜県飛騨市神岡町の「カミオカンデ」と「スーパーカミオカンデ」を使った実験に参加。ニュートリノに質量があることを1998年に発表。「ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見」により2015年にノーベル物理学賞を受賞した。大型低温重力波望遠鏡KAGRAのリーダーも務める。著書に『ニュートリノで探る宇宙と素粒子』(平凡社)ほか。
■第3回 8/18(日)
「夢と冒険:野遊びのすすめ」
辰野勇(株式会社モンベル代表取締役会長)
大阪府堺市生まれ。少年時代、ハインリッヒ・ハラーのアイガー北壁登攀記に感銘を受け、山一筋の青春を過ごす。1969年にはアイガー北壁日本人第二登を果たし、日本のトップクライマーとなる。1975年に株式会社モンベルを設立。カヌーやカヤックにも熱中し、世界中の川に足跡を残す。日本初の身障者カヌー大会を開催するなど、社会活動にも力を注ぐ。著書に『モンベル 7つの決断』(山と溪谷社)、『軌跡』(モンベルブックス)ほか。
■第4回 9/8(日)
「森・空・海から探るこころの進化」
友永雅己(京都大学霊長類研究所教授、公益財団法人日本モンキーセンター学術部長)
大阪大学人間科学研究科修了、日本動物心理学会理事長。動物の行動と管理学会副会長、日本学術振興会賞受賞。学部時代からチンパンジーを対象に研究をはじめた。1991年より京都大学霊長類研究所に奉職し、チンパンジーの視覚認知、社会的認知とその発達について比較認知科学の観点から研究している。さらに現在はイルカやウマなどの研究も進めている。著書に『チンパンジーの認知と行動の発達』、"Congnitive Development of Chimpanzee"などがある。
※第4回の講師は講師都合により変更となりました。
■第5回 10/13(日) ※台風19号の接近に伴い10/20(日)に延期させていただきます。
「冷凍動物園:ゲノム、細胞、生態の研究をつないで野生動物の絶滅を防ぐ」
村山美穂(京都大学野生動物研究センター教授、国立環境研究所野生動物ゲノム連携研究グループ長)
兵庫県生まれ。京都大学理学研究科博士課程修了、博士(理学)。京都大学野生動物研究センター長、教授。国立環境研究所野生動物ゲノム連携研究グループ長。霊長類学会機関誌『霊長類研究』編集長。チンパンジーなど霊長類からイヌワシなど鳥類まで、多様な野生動物の遺伝情報を保全に役立てる研究に取り組む。著書は『遺伝子は語る』(河出書房新社)『野生動物』(共著、京都通信社)ほか。日本霊長類学会学術奨励賞・日本農学進歩賞受賞。
■第6回 11/10(日)
「人新世:生態環境の歴史的変遷から人間性の起源を考える」
湯本貴和(京都大学霊長類研究所教授)
徳島県生まれ。京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了、理学博士。京都大学霊長類研究所教授・所長。屋久島からスタートし、熱帯雨林における植物と動物の相互関係を研究。前職の総合地球環境学研究所では、日本の里山や草原の歴史について異分野連携のプロジェクトを主宰。現在は霊長類(ヒトを含む)の食べ物と住みかの研究に従事。著書は『屋久島』(講談社ブルーバックス)、『熱帯雨林』(岩波新書)など。
>>サークル活動についてはこちら
>>記録サークルによる講演記録はこちら
申込および問い合せ先
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26
TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823 E-mail: campus@j-monkey.jp
日本モンキーセンター「京大モンキーキャンパス」係