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1.三猿
2.猿に祈る
3.郷土人形
4.玩具
5.猿が出てくる物語
6.猿を描く
7.切手・燐票・
ポスター
8.猿がいる道具
9.こんなものも資料
10.犬山の猿
11.モンキーセンターの
品々
12.堀部邸での展示
日本各地で伝統的に作られてきた郷土人形。その中には猿がモチーフとされたものも多くあります。
伏見土人形は江戸時代から伏見稲荷大社の門前で売られているお土産品の土人形です。観光客が持って帰ったことで、日本各地に土人形の製法が伝わりました。そのため日本の郷土人形の元祖とされることもあります。
伏見土人形 猿乗り礼使者猿
16.0×18.9×7.4 cm
eb-2312
伏見土人形 サルチョロ
12.0×11.0×9.5 cm
eb-0335
伏見土人形 梯子猿
15.1×3.6×3.2 cm
eb-0844
住吉土人形は大阪府の住吉大社の門前で売られる人形です。たくさんの猿が組体操をしているかのような人形には、ここで紹介している千匹猿以外にも、喜々猿や日和見猿などいくつかの種類があります。
住吉土人形 楽隊猿(三味線・鼓・太鼓・口上・笛・旗・謡)
3.8×5.0×2.3 cm など
eb-2283
住吉土人形 千匹猿
19.3×11.5×2.8 cm
eb-2276
住吉土人形 桃をもつ猿
6.4×4.3×3.0 cm
eb-1929
手びねりで形作られる「木葉猿」は熊本県の伝統的な郷土玩具です。大正初期に作られた「大供用地方玩具二百撰」では西の横綱に位置づけられており、当時の人気をうかがい知ることができます。
木葉猿 馬乗り猿
12.5×8.5×6.5 cm
eb-2671
木葉猿 原始猿
17.6×7.8×8.0 cm
eb-0401
木葉猿 宝珠抱き猿
14.0×7.0×7.1 cm
eb-1231
名古屋土人形はかつて愛知県名古屋市の御器所のあたりで制作されていましたが、現在は途絶えてしまっています。
「ひょうたんなまず」はもともと禅問答の公案です。つるつるのひょうたんでぬるぬるのなまずを押さえるにはどうしたらよいだろうか。そこから風刺の意味をこめて大津絵に描かれるようになったものです。
名古屋土人形 親子猿
7.4×5.0×4.9 cm
eb-2632
名古屋土人形 ひょうたんなまず
7.7×4.5×5.4 cm
eb-0568
猿二郎コレクションには、他にも全国各地で作られた郷土玩具がコレクションされており、猿に対するさまざまなイメージを見ることができます。